2013年3月19日火曜日

避難所対策と自然エネルギー普及について四万十市長と懇談


幡多自然エネルギー研究会では、避難所対策自然エネルギー普及について
以下の様な提案を行っておます。

この提案について、3月12日(火)に、四万十市・田中全市長と懇談を行いました。

当研究会・山下会長、谷崎副会長ら10人くらいが参加して、四万十市、執行部のみなさんと話し合いました。

幡多自然エネルギー研究会では、これらを具体化するために、更に提案を継続していきます。

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四万十市長・田中全 様              2013,2,16
避難所対策と自然エネルギー普及について
幡多自然エネルギー研究会会長 山下正寿  


幡多自然エネルギー研究会は、昨年6月から8回の例会で、太陽光パネル売電式の問題点、充電式の優位性研究を中心に市民が体験学習を積みあげてきました。そして、幡多の自然を活かし、太陽光、小水力、木材活用が持続可能なエネルギーであることに確信をもてるようになり、特に避難所に設置することが急がれると判断いたしました。

1、避難所対策について

福島から幡多に避難した人や、東北震災の避難問題を分析した資料などから分析しました。避難所で情報が入らず、暗闇のなかでの余震によってパニック状態に陥るなど、電源確保が重要であること、暖熱がなく灯油も入手できずにいるときに最も活用したのが薪ストーブであることなどがわかりました。避難所を持つ地域の防災組織が工夫して、低価格で準備できる自主電源、薪ストーブ、炭、ドラム缶風呂、湯たんぽなどの設置を提案いたします。

2、地域産業として自然エネルギーの普及について

この研究過程で、研究会と連携する「自然エネルギー」普及組織(「自エネ組」)を育てることができ、商品開発、宣伝、普及活動を準備し、小型の簡易ソーラーキットのワークショップを開くことになりました。この製品は木村俊雄(元福島原発技術者)による独自のネットワークによって作られました。
キットは太陽光パネル1枚、鉛バッテリー、充電コントローラー、インバーター、LEDスタンドを組み合わせるもので、100W,日常的にパソコン、携帯充電に活用し、非常時の電源確保となります。キット費用は38900円で日本一低価格と思われます。   このほかにも、家庭用の蓄電式ソーラー発電設置が可能となりました。
地域産業育成の視点から、新たな仕事づくり開発研究テーマに位置付け、取り組まれることを提案いたします。

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