2014年10月25日土曜日

次回の活動として、大月町産業祭に、自然エネルギー関連のブースを出展します。

11月3日(月)、文化の日に幡多郡大月町にて、第27回大月町産業祭が、開催されます。

次回の活動として、大月町産業祭に、自然エネルギー関連のブースを確保してもらいましたので、そこで、自然エネルギー関連の実演、展示等を行いたいと思います。

【第27回大月町産業祭】
日時:2014年11月3日(月) 9:30~15:00
会場:大月町総合グラウンド
参加費:無料
主催:大月町地域振興フェスティバル実行委員会

詳細は以下のフライヤーを参照願います。


自然エネルギー関連の内容案
  • 独立型蓄電式ソーラー発電システムの展示、実演
  • 薪ストーブ、熱電発電機の展示、(実演)
  • 小水力発電、ターゴ水車発電機の展示
  • 節電アイテムの紹介
  • その他
以上、詳細が決まりましたら、追って連絡致します。

2014年10月5日日曜日

はたフェスヴィレッジin三原、小水力発電チャレンジ無事、終了しました。


 920日(土)、21日(日)に三原村にて開催されたはたフェスヴィレッジin三原は、約8000人が訪れて、大盛況で、終了しました。
MOONエリア(三原村キャンプ場)において、会場電力の一部を小水力発電などの自然エネルギー導入にチャレンジも無事終了しました。

以下、小水力発電チャレンジの内容等を報告します。
協力:NPO法人いきいきみはら会


小水力発電チャレンジを行ったMOONエリア(三原キャンプ場)のMAPです。

三原キャンプ場に沿って流れる下ノ加江川の対岸の山の中腹の沢より取水し、パイプにて、会場ま水を導水します。

横から見たイメージ図です。
対岸の沢にタンクを置き、このタンクに沢から2本のパイプで水をタンクに導水します。タンクから約100mのパイプを会場まで設置。
落差(標高差)は、約30mです。

対岸の沢、ここに500Lのローリータンクを置きました。

取水用のパイプと簡易的な、ゴミ除け用のネット

沢に設置したタンク

タンクに接続した黒ポリパイプを急勾配の沢に設置、川の手前の旧道まで下します。


川の両岸間にワイヤーを張り、パイプをワイヤーに、吊り下げながら会場までパイプを渡します。

川を渡るパイプ、会場側から旧道側を望む。
 
無事導水完了


事前のターゴ水車での発電確認
 
ターゴ水車と自然エネルギー関連のブース、薪ストーブによる熱電発電機の実演も実施しました。
 

夜間の様子、発電した電力は、イルミネーションやLED照明として、会場の一部の電力を賄いました。開催日前日の19日から終了後の22日まで、24時間、連続して発電を続けました。発電電力は、20~50Wで、消費電力は、約20W(イルミネーション、LED照明等)、パイプからの流量は、約1.3L/sでした。

 
 落差の割に発電電力が低いのは、やはりパイプ部での損失が、大きいと思われます。









沢山の方が、ターゴ水車による小水力チャレンジや自然エネルギー関連のブースに、訪れていただきました。


MOONエリアのサブステージ(MORI STAGE)のPA等の電力は、独立型ソーラー発電システムにて、賄いました。天気が曇り又は雨だったため、一部はエンジン発電機も併用しました。

【はたフェスヴィレッジin三原】  

前夜祭 2014920日(土) 15:00 ~ 24:00 ~ OPEN DJ 

本祭  2014921日(日) 10:00 ~ 19:00 

・開催地 


SUNエリア】 921日のみ

高知県幡多郡三原村大字宮ノ川1130 三原村農業構造改善センター(088046-2130



MOONエリア】

高知県幡多郡三原村下長谷 三原キャンプ場


・主催 はたフェス実行委員会

 

 ★この小水力発電チャレンジの感想やご質問がありましたらコメント欄に記載していただきましたらありがたいです。
 
幡多自然エネルギー研究会 事務局

 

2014年9月14日日曜日

はたフェスヴィレッジin三原において、会場電力の一部を小水力発電などの自然エネルギー導入にチャレンジします。



920日(土)、21日(日)に三原村にて、はたフェスヴィレッジin三原が開催されます。

 

はたフェスは、2011年からスタートし、幡多郡の各市町で開催を経て、

今年は、三原村で初開催されます。

 

自然の中で世代、分野を越えた文化や食が多数集まる大型野外フェスで、

幡多自然エネルギー研究会では、MOONエリア(三原村キャンプ場)において、

会場電力の一部を小水力発電などの自然エネルギー導入にチャレンジすると共に、
自然エネルギーを紹介するブースを設ける予定です。

協力:NPO法人いきいきみはら会
 
 

 

一部入場が有料なので、任意参加ですが、正式活動として実施したいと思います。

 

又、全国~世界レベルのシンガー・アーティスト・ダンサー・職人が勢ぞろい、

そして、幡多ならではの自然を多彩なアクティビティで楽しめる又とない

機会ですので、是非三原村へお越しください。
 
 
 三原キャンプ場と下ノ加江川

 


【はたフェスヴィレッジin三原】

・開催日時   

前夜祭 2014920日(土) 開場 15:00

本祭  2014921日(日) 開場 10:00

 

・開催地 


SUNエリア】 921日のみ ※入場無料エリア 

高知県幡多郡三原村大字宮ノ川1130 三原村農業構造改善センター(088046-2130



 

MOONエリア】※入場有料エリア(高校生以下無料)


高知県幡多郡三原村下長谷 三原キャンプ場


 

・主催 はたフェス実行委員会

はたフェス実行委員会事務局


TEL & FAX0880-35-6900


 

はたフェスヴィレッジin三原の詳細は以下のHP等をご参照お願いします。

はたフェスHP http://hatafes.com/index.html

はたフェスブログ:http://hatafes.com/blog/

 

以上、ご連絡致します。

2014年9月11日木曜日

第2回宿毛平和ライブ「UN PLUGGED UN NUCLEAR POWERED LIVE」無事終了しました!


第2回宿毛平和ライブ「UN PLUGGED UN NUCLEAR POWERED LIVE」無事終了しました!



 日時:8月24日(日) 18:00より 小雨は降りましたが決行
 
               21:00~ 第2部スタート 

 場所:宿毛サニーサイドパーク 野外音楽広場
   (国道321号線沿いの道の駅)...

主催:宿毛クリムゾン・ライブ実行委員会

 共催:幡多自然エネルギー研究会

ライブの電源は自然エネルギーで行いました。
 
浜田祐介さんを始め、幡多の有名アーティストが多数、参加しました。
 
自然エネルギーの最新情報やエネルギー問題等の報告、ビデオ上映も行いました。
 
昼間にソーラーパネルにて発電しディープサイクルバッテリーに蓄電
 
18:00スタートの野外ライブです。だんだん暗くなってきました。
 
写真や動画もプロジェクターで、投影、これらの電源も自然エネルギーによる電力を使用
 
自然エネルギーの電力にて、スピーカー、アンプ、LED照明などライブで使用する全ての電力を賄いました。
 
 
 
 
ライブでの幡多自然エネルギー研究会からの報告内容のメニュー、これらについて簡単に報告しました。

2014年8月23日土曜日

宿毛にて自然エネルギーで行うライブを行います。


8月24日(日)に宿毛サニーサイドパークの野外音楽ステージにて
第2回宿毛平和ライブ「UN PLUGGED UN NUCLEAR POWERED LIVE」を
開催します。
 


 日時:8月24日(日) 18:00より 小雨決行
 
    21:00~ 第2部スタート (飛び入り参加OK!)

 場所:宿毛サニーサイドパーク 野外音楽広場
   (国道321号線沿いの道の駅)...

料金:無料の聞き放題!

主催:宿毛クリムゾン・ライブ実行委員会

 共催:幡多自然エネルギー研究会

ライブの電源は自然エネルギーで行います。
 
浜田祐介さんを始め、幡多の有名アーティストが多数参加予定のアコースティックライブです。
 
自然エネルギーの最新情報やエネルギー問題等の報告、ビデオ上映も行います。
 
宿毛サニーサイドパーク野外音楽広場の場所や写真は以下参照
 
 
宿毛湾に囲まれた野外音楽ステージ


 
宿毛湾の夕景


夏の終わりに、自然に優しい、自然を楽しみながら聞くライブです。
是非、お時間がありましたら参加お願いします。

★お問い合わせは、幡多自然エネルギー研究会まで
 

2014年6月10日火曜日

祝島への学習旅行の報告

特別例会、祝島への学習旅行、無事終了しました。

現地では、天候にも恵まれ、大変、充実した内容となりました。

参加者は、もやい塾と合同で、15名でした。

5月24日
宿毛発 → 三津浜港 ~フェリー ~ 柳井港→ 四代 ~ (チャーター船)上関原発予定地見学 ~祝島(いわいしま)
5月25日
島内フィールドワーク、2班に分かれてガイドしていただく。
①港周辺 フィールドワーク /②養豚、農園 フィールドワーク
祝島 → 定期船 →四代 → 柳井港 ~ フェリー ~ 三津浜港 → 宿毛着



 
上関町四代から祝島へ、上関原発建設予定地を見るためにチャーター船2台に乗船


上関原発建設予定地、田ノ浦へ、船の向こうに見える浜が田ノ浦。
 

祝島港と集落

祝島
人口445人7.67km2



港のすぐ前にある5月に祝島でオープンしたばかりのカフェ、岩田珈琲店の店内にある薪ストーブ(ロケットストーブ)、島内でも薪は十分確保できるそうです。Iターンの方が北海道から移住し開業。

祝島には、元から薪などを使うベースや節電などの意識が高く、昨今、自然エネルギーを有効に使う昔ながらの生活が見直されてきており、これに若いI、Uターン者が、加わってきています。



朝市で、若いIターンの方の話を熱心に聞く

祝島では、3年間で25人もI、Uターン者が移住したそうです。



クリニック船(病人緊急搬送用の船)に取付けられているソーラーパネル、船のエンジン始動用のバッテリーの充電用に使われている。

バッテリー上がり防止用
 

①港周辺 フィールドワーク 
石塀

 
 
えびすや商店に取付けられたソーラー発電システム
自然エネルギーでの発電自体は、いろいろな意見があるため島全体としてはあまり進んでいないとの事。
 

②養豚、農園 フィールドワーク

 

トラックに乗せていただき、島の反対側で行われている豚の放牧(放し飼い)を見学

この様な環境で育てると肉質が良くなり、高値で取引されるそうです。氏本牧場にて

 
 
豚の放牧場の後に作った田んぼ、豚を放牧すると豚が地面を掘り返すので、田んぼに戻ししやすいそうです。

この田んぼは、先日、I、Uターン者が手植えで田植をしたばかりだそうです。ソーラーパネルは、電柵用、豚の放牧時は豚が逃げ出さない様に設置。

 祝島西部の田畑

 収穫間近のビワ園

 
コッコーと言う貴重な植物の自生する場所まで、案内していただきました。この様に、祝島には、貴重な自然が豊富に残っています。

まとめ感想

祝島(7.67km2)は瀬戸内海に浮かぶハート型の小さな島ですが、小さいと言っても宿毛市の沖の島(10.5km2)の一回り小さいぐらいで、大月町の柏島(0.57km2)と比べると10倍以上の面積を持つ島です。

人口は20143月末現在445人で、島民のほとんどが、定期船の港がある東側の集落に住んでいます。

他の離島や中山間地域と同様に、最盛期より人口は激減し、過疎化、高齢化が進んでいます。

瀬戸内海でも祝島近海は、豊かな自然環境が残っていて、それは澄んだ海や空、最高標高357.4mの森林に覆われた島全体を見ればすぐに実感できます。

祝島の現状を知る上で、避けて通れないのが、島民のほとんどが住む集落の向かい3.5km、毎日見ている対岸の田ノ浦に、1982年に持ち上がった原子力発電所建設計画で祝島の島民は32年間反対運動を今も続けています。

毎週月曜日に今も行われている建設反対デモは、1192回に上ります。

町民は反対派、推進派に分断され、争いは今も続いています。

電力会社は今も原発の新設を諦めていません。

外部の人間が、軽率に語る事はできませんが、島には1120年も続く伝統の祭り神舞(かんまい)やそれを維持する地域コミニティーや豊な自然資産がありますが、それに気づかず将来に不安を感じ、原発の交付金や補償金に頼ろうとすると、それを利用し原子力発電所が建設されてしまう恐れがあります。

明るい兆しも感じる事が出来ました。

島の伝統や自然にあこがれて、若い世代のUターンやIターンが増えている事、又、島民が単に、反対するだけでなく、原発に頼らない島おこしをめざされている事などです。

自然エネルギーも発電だけでなく薪→薪ストーブ(ロケットストーブ)、節電の取組など、いろいろ形で取り入れられています。

滞在は、一泊二日間で、島のほんの一部分を見聞きしたに過ぎませんが、現地の方々が親切、丁寧に案内していただいた事もあり、沢山の事を学ぶ事ができました。

祝島のHP 
http://www.iwaishima.jp/