9月20日(土)、21日(日)に三原村にて開催されたはたフェスヴィレッジin三原は、約8000人が訪れて、大盛況で、終了しました。
MOONエリア(三原村キャンプ場)において、会場電力の一部を小水力発電などの自然エネルギー導入にチャレンジも無事終了しました。
以下、小水力発電チャレンジの内容等を報告します。
協力:NPO法人いきいきみはら会
小水力発電チャレンジを行ったMOONエリア(三原キャンプ場)のMAPです。
三原キャンプ場に沿って流れる下ノ加江川の対岸の山の中腹の沢より取水し、パイプにて、会場ま水を導水します。
横から見たイメージ図です。
対岸の沢にタンクを置き、このタンクに沢から2本のパイプで水をタンクに導水します。タンクから約100mのパイプを会場まで設置。
落差(標高差)は、約30mです。
対岸の沢、ここに500Lのローリータンクを置きました。
取水用のパイプと簡易的な、ゴミ除け用のネット
沢に設置したタンク
タンクに接続した黒ポリパイプを急勾配の沢に設置、川の手前の旧道まで下します。
川の両岸間にワイヤーを張り、パイプをワイヤーに、吊り下げながら会場までパイプを渡します。
川を渡るパイプ、会場側から旧道側を望む。
無事導水完了
事前のターゴ水車での発電確認
ターゴ水車と自然エネルギー関連のブース、薪ストーブによる熱電発電機の実演も実施しました。
夜間の様子、発電した電力は、イルミネーションやLED照明として、会場の一部の電力を賄いました。開催日前日の19日から終了後の22日まで、24時間、連続して発電を続けました。発電電力は、20~50Wで、消費電力は、約20W(イルミネーション、LED照明等)、パイプからの流量は、約1.3L/sでした。
落差の割に発電電力が低いのは、やはりパイプ部での損失が、大きいと思われます。
沢山の方が、ターゴ水車による小水力チャレンジや自然エネルギー関連のブースに、訪れていただきました。
MOONエリアのサブステージ(MORI STAGE)のPA等の電力は、独立型ソーラー発電システムにて、賄いました。天気が曇り又は雨だったため、一部はエンジン発電機も併用しました。
【はたフェスヴィレッジin三原】
前夜祭 2014年9月20日(土) 15:00 ~ 24:00 ~ OPEN DJ
本祭 2014年9月21日(日) 10:00 ~ 19:00
・開催地
【SUNエリア】 9月21日のみ
高知県幡多郡三原村大字宮ノ川1130 三原村農業構造改善センター(0880)46-2130
【MOONエリア】
高知県幡多郡三原村下長谷 三原キャンプ場
・主催 はたフェス実行委員会
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